昨日は年に一度の熊本城マラソンでした。僕も走りはじめたのは2017年の大会へのエントリーがきっかけだったので、今年も参加したかったのですが、残念ながら落選し、仲間の応援に行ってきました。僕らは幽霊部員3名を含む9名でRUNNING PUNXというチームを組んでいます。すでに何度かフルマラソンを完走したことのある経験者にアドバイスをもらううちに自然発生的にこのチームになりました。平均年齢40前後のおじさんたちばかりで、チームランと飲み会の比率はほぼ同じくらいの緩い集まりですが、楽しく情報交換をしております。老若男女、実力は問わず人柄重視で新メンバーも募集しておりますので、初心者のみなさん(と偉そうに言うほど僕も速くはありませんが)もお気軽にご参加ください。
今回は4名が当選しましたが、暑すぎず寒すぎずの気候も味方したのか全員が完走し、自己ベストを更新したり、初サブ4を達成したりととても良い走りを見せてくれました。僕はスタート地点と熊本城ゴール前の最後の難関の坂の途中で応援し、とても楽しい大会になりました。スタート地点はさすがに仲間を見つけることができませんでしたが、自分は走らないのにランナーの緊張感が伝わりドキドキしました。ゴール前の坂ではみんなに声をかけ、よい笑顔を見ることができ嬉しかったです。
そして参加した多くのランナーの走りに刺激を受け、今朝は早速熊本城まで朝ランをしてきました。熊本城は好きなコースのひとつです。京町側から熊本城を目指し、熊本城マラソンの最後の難関を逆に下り、そこから新町や白河沿いなどコンディションによって距離を増やせるのもよいですし、何より二の丸公園から見える熊本城の姿が素晴らしいです。熊本地震後の修復の進み具合もわかるし、お城の後ろに日の出が見えるのも朝から贅沢した気持ちになれます。僕に限らず、ランニングをされている方は一度は走りに行ったことのある聖地と言えるでしょう。
もちろん今日は熊本城マラソンのコースと同じ、新町の子ども文化会館側から坂を上るコースを走りました。
マラソンコースの41km過ぎから、写真のように上り坂がずっと続くので、普段普通に走ってもなかなか辛いのですが、40km走ったあとは「こんな坂道考えたやつはバカじゃないの?」と悪態をつきたくなるくらいです。でも、確かに平坦なところに城があったらすぐ落城されるからしょうがないですね。本当に辛いのですが、完走後はそれを上回る感動があります。これはやっぱり走った人にしかわからないと思います。来年こそはまた走りたいので、2020年大会に備えて、ランニングのトレーニングと並行して、クジ運を高めるトレーニングもしておこうと思っているところです。
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