90年代に活躍した福岡のバンドFutsukaichi WOLF (二日市ウルフ)が12年ぶりに活動を再開しまさかの新作アルバムも到着しました。ギターのリフと熱いコーラスが印象的なOVER THE RAINBOW、効果的に中村勇治のソプラノサックスをプラスして青春メロディーを疾走させるSITTING ON THE FENCE、ジャングリーなギターサウンドがチャーミングなLEMONADE、オオクボ-TのスクリームをフィーチャーしたBLACK TEARS OF RAINなど1曲ずつ並べてみると、緻密なアレンジでバラエティーに富んでいるのに、全体を通すとオーソドックスなロックンロール~PUNKに聞こえるところが凄い。音が似ているというわけではありませんが、FOUNTAINS OF WAYNEやSUPERCHUNKに通じるところを感じる傑作アルバムです。とんちピクルスによる熱いライナーも必読です。国内新品、7インチ・レコード・サイズの特殊ジャケット仕様。